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館山航空無線標識所の概要 平成7年(1995年)1月 館山航空無線標識所 3

館山航空無線標識所の概要 平成7年(1995年)1月 館山航空無線標識所 

《業務概要》


 航空保安無線施設としての業務は、NDB、VOR/DME 二施設の保守、運用、管理であるが これら施設は共に航空路を形成する施設で、その航空路の詳細は航空法に告示するところである。
 概説的にその特徴を記述すると、NDBは 我国が情報を提供している北太平洋及び中西部太平洋上を航行する航空機の利用するところであり VOR/DME施設にあっては近傍の御宿(標)木更津(標)共ども羽田、成田その他の、関東平野に多く点在する飛行場へ進入、出発航空機への航行援助施設として利用されている。
 そして、これら無線施設は 24時間運用され、NDB施設は常駐保守VOR/DME施設は当所より南へ約 7km、路程で約10km余り離れた山頂で酪農組合の経営する牧場内にあり巡回による保守業務を行っている。

 又これら施設の運用状態はNTT専用線を使用しNDB施設のある基地局を経由して東京空港事務所システム統制室でシステム統制官により常時監視され、必要に応じシステム統制官と当所航空管制技術官の問で連結調整し当所遠方監視制御装置により制御しこれを運用、管理している。


館山航空無線標識所の概要 平成7年(1995年)1月 館山航空無線標識所 
館山航空無線標識所の概要 平成7年(1995年)1月 館山航空無線標識所 

《位置とその周辺》

 当所、館山航空無線標識所は千葉県は房総半島の南端館山市にあり、その館山市は東京より南約100km、千葉県の最高峰嶺岡山(400メートル余)系の南側に位置し、四季を通じ季候温暖風光明媚の地であり且つ房州唯一の都会です。
 東京から特急電車で約2時間、車では途中京葉、木更津工業地帯等の混雑地を経由しなけれはならず、又国道127号緑は道路巾も狭く渋滞勝ち等 距離的には東京に近いけれど交通不便そして水資源にも恵まれず塩害も在る為か以前から大きな工業は育ちにくい土地柄にあり、産業としては酪、農漁業の地といえます。
 この地は、戦前館山海軍航空隊があって多くの海鷲、落下傘部隊等を育てたことは夙に有名です。しかし今ではその航空隊も海上自衛隊の基地となり南極観測隊のヘリコプター訓練基地として、都下伊豆七島からの救急輸送に受入基地等として活躍しています。
 すなわち古くは南総里見八犬伝の地、戦前は軍都そして戦後は避暑地、避寒地として栄えてきた土地柄です。
 館山市の面積は約110平方キロメートル、この11月1日現在で 戸数19,419戸、人口は55,200余名で漸次減少傾向にあります。市内には高等学校が5校、他に海員学校が、また県支庁、海上自衛隊、気象庁、法務局、食糧事務所等々の官公庁も多く房総の中核都市として存在しています。
 そして、当館山航空無線標識所は館山駅から国道128号線を車で約10分車窓より、高く襲えるアンテナを臨める場所、市街地の真っただ中にあり、各都市近傍の標識施設の例に違わず昔を知る者にとっては周囲の変貌に今昔の感をもつことでしょう。
 近年、東京湾横断道路の本格着工とともにリゾート開発の槌音も聞かれ、至る処で道路整備が進捗しており当所周辺の静かなたたずまいもここ数年のことでしよう。
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tag : 館山 無線

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